山ごもりしていて、すっかり原稿が遅くなってしまった…待っててくれた方(いないか、そんなの)、ごめんなさい!
… さてさて、山ごもりしている間に季節はすっかり冬。 寒さが苦手な私には辛い季節…だけど、ひとつだけ冬の方がいい事は「虫が出ない事」。 私の虫嫌いは尋常ではなく、部屋にゴキブリなど出ようものなら、大パニック!部屋中うじゃうじゃ…という夢を見て悲鳴を上げたり、壁のシミを見て心臓が止まったり、ノイローゼ状態になってしまう。 どうにか退治できても、敵が捕獲されているであろう「ゴキブリホイホイ」の中を覗く事もできない。つまみ上げてビニール袋に入れ(それだけでも大騒ぎ)、実家まで持って行き「おとーさん、何匹かかってる…?」という始末なのだ。
そんな私を、家の外とは言え、玄関先の定位置で毎日ヤモリがお出迎えしてくれていたのは、4年ほど前の夏。 思いあまって害虫駆除の会社に電話しても「ヤモリはやってません。まあ悪い事はしないし…見積りはしてもいいけど1万円かかりますよ」 …しかし、普段は頭上の壁にいる「奴」が、玄関ドアの前の地面に居た日には、隣の部屋の旦那さんが来るまで立ちつくした私だったのだ…。
ある夜、すっかりノイローゼ状態になっていた私は、やはり夢を見た。
その内容はこう。ヤモリに殺虫剤をかけたら、巨大化し、二本足で歩き出した。つまり恐竜のようなモノ。そして奴は、マンホールの蓋を手で開け、まるでお風呂に入るように足から入っていったのだが…そこへ私がトドメをさし、再び殺虫剤をかけてしまったから大変。怒って暴れ出し、街中パニック、警察出動…「ウルトラマン」などの怪獣が出たシーン、まさにソレ。結局ウルトラマンは現れなかったものの、敵は捕獲され、両手首をお縄で繋がれて連行されていく。沿道で見守る街の住人…その中に私。敵は私を見つけるや、「こいつのせいだ」と言わんばかりに睨みを効かせ、近寄ってきたのだ。 その恐怖…
そこで目が覚めた。ああ、くだらない。…でも、いるよね。自分のした事や立場を棚に上げて、裁いた相手に対して逆ギレする人って。 ……ん?「俺は何もしてない」…?そうだったね、ヤモリ君ごめんね。
…てなわけで、アートでもロックでもない話、すみませんでした〜! 現実界におけるヤモリとの戦いの顛末は、個別にお問い合わせ下さいませ(笑)。
さて、あけちゃん、くだらない話しようね〜頼むっ(汗)
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